お米を噛む

今週のお題「給食」

好き嫌いはあるにはあるが給食に出されるような、小中学生でも食べれるようなものは大体食べれた。

ということで給食を残すということはめったになかったが、唯一食べれなかったものがあった。

硬い白米。

どこをどう間違えたのか責任者出てこいと言いたくなるような硬さ。

プラスチックでも噛まされているのかと思うような無色透明なご飯。

さしもの担任もこれは食べなくていいと早々にお触れを出し、みんなで仲良くお米を残した。

米粒一つ残すなと言われて育ったお米農家の子供の子供としては歯がゆいことだったが噛みきれないのだから、仕方ない。

どうしてああなったのか。特にその後、何もなかった。

思い出すとしこりが残る給食の想い出。