感想

真田丸 第二回「決断」感想 父の姿

真田丸は歴史の大海原に漕ぎ出した。彼らは何を決断するのか。そして痛恨の裏切りを受けた勝頼の行く末は。 真田丸 第二回「決断」。

真田丸 四話目までで見る三英傑

真田丸の放送も第四回まで来た。 武田の滅亡から本能寺まで、あっという間だが密度の濃い四話だった。 本能寺で信長が死亡したので、「ここまでで感じた三英傑」について書いておこうと思う。織田信長(吉田鋼太郎)、徳川家康(内野聖陽)、そしてまだ姿を…

『エイン博士の最後の飛行』

ジェイムズ・ティプトリー・Jr.著、『愛はさだめ、さだめは死』から『エイン博士の最後の飛行』の読書感想。 表題作を始め、この短編集は愛の話が多い。それも狂人の純粋な愛。このタイトルもまた、エイン博士の愛の話だった。純粋でかなしい愛の話。

真田丸 第四回「挑戦」感想 信長という男

昌幸の策略により、まんまと信長に招かれることとなった真田父子。信之を郷に残して、信繁は父に同行する。 真田丸 第四回「挑戦」織田信長、明智光秀、登場。信長の鮮烈な生きざまを、信繁は目に刻み付ける。

真田丸 第一回「船出」感想 真田丸、漕ぎ出す

真田一族は一艘の船。その名も真田丸。その船はいったいどこへたどり着くだろう。 OPは重苦しいくらいの重厚さと、華々しい赤色が印象的だった。 真田丸 第一回「船出」遅まきながら一話の感想を。

「真田丸」三話目までの雑な感想

三話までしか放映されていないが、主人公以外の動きもしっかりしているという印象。 例えば一話、信繁が勝頼を見送るシーン。音楽もあいまって本当に印象深いシーン。このとき他の真田家の人間が何をしているのかというと父は遠くの岩櫃にいる。兄は父が不在…

人が人といるために、必要なもの。『九つのいのち』

アーシュラ・K・ル=グウィン著、風の十二方位から「九つのいのち」の読書感想。 自己と他者という普遍的なテーマ。それまでの身内を失うことで他者を受け入れる過程。この物語はSFであることが効果的だ。しかし必須ではない。

真田丸 第三回「策略」感想 騙す人、騙される人

いきなり3話からの感想。その内、1話2話もメモはあるので書く気になったら書く。BSでまず視聴し、地上波での放送後に書いていく予定。 大河ドラマ 真田丸 第三回「策略」